2021.09.30
INFORMATION
「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の契約締結について
~SDGsの目標達成に向けた当社の事業活動を第三者が評価~
当社は、株式会社静岡銀行(頭取 柴田 久)との間で、「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(※)」の契約を締結しましたので、お知らせします。 ※富士市の企業としては、初の「PIF」契約締結となります。
ポジティブ・インパクト・ファイナンス
企業活動が環境・社会・経済のいずれかの側面において与えるインパクトを包括的に分析し、特定されたポジティブインパクトの向上とネガティブインパクトの低減に向けた取り組みを支援する融資。企業によるSDGs達成への貢献度合いを評価指標とし、その過程を情報開示する
- 当社は、「貨物は常に大切に、整理整頓心を込めて正しく保管しよう」を始めとする3つの社訓を掲げ、富士市の主要産業である製紙業を筆頭に、同地区に立地する製造業の製品の保管・運搬業務を担うことで、物流面から地域産業に貢献しています。
- 当社の取り組みは、国連環境計画金融イニシアティブが提唱した「ポジティブ・インパクト金融原則」およびポジティブインパクトファイナンスタスクフォースが提唱した「インパクトファイナンスの基本的考え方」に基づき、一般財団法人静岡経済研究所が㈱日本格付研究所の協力を得て評価しています。
- SDGsの目標達成に資するインパクトについて、以下の通りKPIを設定しています(詳細は「評価書」をご参照ください)。これらの取り組みの進捗・成果は、当社ホームページにて開示します。
特定されたインパクト | KPI(指標と目標) | 関連するSDGs |
---|---|---|
<経済面> 包摂的で健全な経済 | ●作業効率の改善を推進し、2025年までに、倉庫事業・ 運送事業の1人当たり作業時間を2020年比15%削減する。 | |
<社会面> 健康と衛生 雇用 | ●2025年までに、流通加工事業の生産効率を 2020年比15%改善する。 ●軽微なものも含め、車両の事故発生件数を5件/年以内、 荷役作業の事故発生件数を10件/年以内とする。 ●2030年までに、時間外労働を2020年比20%削減する。 ●産休・育休の取得を希望する社員の 休暇取得率100%を維持する。 | |
<環境面> 大気 資源効率・資源安全保障 気候変動 | ●2030年までに、環境対応車の導入比率を100%にする。 ●2025年までに、LED導入比率を100%にする。 ●2030年までに、流通加工事業を手掛ける依田橋工場のガス・ 電気のCO2排出量を、2020年比30%削減する。 ●グリーン経営の認証を継続する。 |
当社は本件の締結後も、同様の志を持つ同業他社様との連携・協力を通じ、更なるSDGsの達成に取り組んでまいります。