2023.04.01
EVENT
ペットボトルキャップ回収箱を設置しました
以前、個人的にひっそりと回収していたのですがこの度、
ペットボトルキャップ回収箱を事務所内に設置
会社としてエコキャップ活動の取り組みを始めました。
エコキャップ運動とは
ペットボトルのキャップを集めて、その売却益で発展途上国など世界の子どもたちにワクチンを届ける取り組みで、集められたキャップはプラスチックのリサイクル資源になります。
具体的な数字にしてみましょう。
たとえばキャップ1キロあたり430個とした場合、
その4倍の1720個のキャップをゴミにするか、資源にするかで・・
●1720個のキャップを「ゴミ」⇒ 焼却処分すると12キロほどのCO2が発生
●1720個のキャップを「資源」⇒ 20円の売却益※でポリオワクチン一人分に
※1キロあたりをキャップ430個、寄付額を5円に換算(富士市の回収業者での金額です)
エコキャップ運動の目的は当初
リサイクルの促進、CO2の削減、売却益で発展途上国の医療支援 の3点でしたが
リサイクルの過程で雇用創出ができることがわかり、
当初の3つの目的に加えて、障がい者・高齢者雇用促進リサイクル過程での雇用創出という点も注目されていますし、海洋プラスチック問題の対応策にもつながっています。
「ペットボトルキャップ回収」の活動は、山清倉庫で取り組んでいるSDGsの目標の中の
1発展途上国の貧困
3すべての人に健康
そして国際的な課題であるプラごみの削減にも貢献(SDG12、14)するものです。
実は、このエコキャップ運動は良い面だけでなく批判も多いですし
事務所にこんな小さな回収ボックスを設置しただけでは
「ワクチンを送る」までのキャップ回収にはとうてい追いつきません。
しかしながら、このボックスを設置することによって
「キャップとペットボトルを分別する」
というゴミの分別ができるようになりますよね。
いちばん良くないのはペットボトルの中身が入ったまま
ゴミにだしてしまうことだと思うのです。
キャップとボトルを分別する
ボトルは軽く洗う など
本当に小さいことですけど、
リサイクルを意識づけること
一人一人が環境のためにできることを続けていきたいのです。